難治性ケロイドに対する手術後電子線照射療法の発見。
これは180年代前半のこと、埋没耳の手術後に巨大なケロイドを発生させてしまった。これを摘出すべきだが、それではケロイドの再発は必至であり、処置に窮していたところ、放射線科の医師が、電子線照射というアイデアを出してくれた。
そこで、ケロイドを摘出して全層植皮をし術後電子線照射をやってもらったところ、何とケロイドは再発しなかった。以後このような治療法が私のケロイド治療のスタンダードになった。
左:5歳児の埋没耳手術後に発生したケロイド。中:ケロイド切除後の全層植皮。右:術後電子線照射をおkなって半年後。
Kommentare